昨年の王者ライオンズに対して開幕カード勝ち越しを飾りました。結果だけ見れば嬉しいですが内容をよく見ると素直に喜べません。その理由は2つあります。
先ずは先発投手。清水、小林宏に続いて小野も散々な内容でした。前日に5回3失点なら…と書きましたがそれを下回る4回4失点。正直厳しいですね。これでは今後もあまり多くを望めそうにありません。
もう一つは早川のバット投げ。あれは危険です。絶対やってはいけません。もしかしたらあのプレーがサヨナラ勝ちに繋がったのかもしれません。
8回裏から相手捕手は何故か銀仁朗に代わりました。スタメンは細川でしたが代打を送らされて交代となっていたようで通常ではちと有り得ない交代です。ましてや銀仁朗といえばオープン戦で7盗塁した事もある等細川と比較すると走り易い捕手です。
つまり、早川のバット投げの影響で細川が大事をとって交代→捕手が銀仁朗になったので走り易くなった→早坂が揺さぶったお陰でサヨナラ勝ちという流れだったと考える事も出来なくありません。もし9回に細川がマスクを被っていたら早坂の揺さぶりもそれに動揺したグラマンの自滅も果たしてあったでしょうか…
早川はマリーンズの中でも数少ないガッツを表に出す選手でこれが理由で5本の指の中にも入る位好きな選手ですよ。が、あのプレーは頂けません。絶対やってはいけません。昨年も何度かやっていましたがもうこれっきりにしてほしいものです。サヨナラ勝ち自体は嬉しいですが相手選手を負傷退場させたお陰だとすると喜びも半減してしまいます。細川が次の試合何事も無く出場してくれる事を祈るばかりです。