1巡目は競合覚悟で花巻東の菊池投手を指名するのかと思いきやドタキャン(笑)で荻野貴博選手に方向転換。右打ちの外野手はサブローや大塚の高齢化、竹原の伸び悩みを考えると懸念されていたポイントといえるだろう。もし菊池の抽選に外れての外れ1位なら他球団と競合して獲得出来なかった可能性もある。この方向転換、私は支持したいと思います。まだ指名された段階なのに既に「入団しました」という会見(笑)いいキャラクターの持ち主ですね。背番号は是非00をつけてもらい0番の荻野忠とセットにして売り出せば面白いかと思います。
2巡目は大谷智久投手。ストレートを主体に多彩な変化球を操る右投げ。即戦力の期待が非常に高い。背番号は11か16あたりだろうか?
以上2名はいずれもトヨタ自動車の選手。これって昨年入団拒否されたあの選手が所属するライバル会社への当て付けというのは勘ぐり過ぎでしょうか?
3巡目は八重山商工の大嶺翔太内野手。言わずと知れた大嶺祐太の弟。安定した守備とパンチ力に定評があるようだ。2〜3年は二軍できっちり鍛え数年後に兄弟揃ってお立ち台なんてシーンを是非見たいものです。
4巡目はNTT東日本の清田育宏外野手。この選手が4巡目まで残っていたのは正直意外でした。ただ、地元出身という事で早くからマリーンズがマークしているという報道が度々ありましたから他球団が空気を読んで指名を回避してくれたのかもしれません。サブローに勝るとも劣らない強肩は魅力的です。
育成枠1巡目では青山学院大の山室公志郎投手。恥かしながらこの選手は全く予備知識がありません(ゴメンナサイ)。公式によるとMAX153キロの速球が武器のようだ。
以上5名の選手を指名しました。去年と比較すると随分減りましたがこれも経費削減の一環なのかもしれません。また、去年一昨年は皆無だった通常枠での野手を3名指名する等新体制になっての変化が読み取れました。
しかし私的に不満だったのは今年も捕手の指名が無かった事。新里引退、橋本将が移籍の可能性がある事を考えると拙いような気がしますがこれと言ってめぼしい選手がいなかったのも事実ですので仕方ないのかもしれません。ただ、万が一橋本将が移籍した場合5人しかいなくなりますのでここはトレードでの補強を是非お願いしたいと思います。