交通資料館を見学した後は自衛隊前駅から再び地下鉄南北線に乗車、隣の終点真駒内駅へ向かいました。

駅の外観。結構大きな駅です。ここから各方面へ路線バスが発着しており待合室は大変賑わっていました。近くには札幌冬季五輪のメイン会場となった真駒内公園もあります。

南北線の車両は新型の5000系が主力ですが…

旧式の3000系も見る事が出来ました。
ここで札幌の地下鉄の特徴をいくつか挙げておきましょう。まず最新形車両も含めて全ての車両が非冷房である事。しかし私が訪ねたのは7月。夏は流石に窓を開けないと暑かったですね(^_^;)
また、真駒内付近は地上を走るのですがこの区間はシェルターに覆われおり雪が降っても差し支えないようになっています。これらは気候上から来る特徴であるといえます。
車輪は何とゴムタイヤなのです(2つ下の記事の「試験車両すずかけ号」の画像参照)。なので通常の鉄道のように2本のレールが敷かれている訳ではなく

軌道はこのようになっています。新交通システムに近い感覚があります。ここまでは予備知識としてわかっていた事なのですが…

車内に網棚が無いのは知りませんでした。札幌の地下鉄3路線はいずれも全区間乗り通しても所要は30分前後。しかも途中の大通駅や札幌駅で殆どの客が入れ替わる。つまり、長距離利用者が少ない事からこのようになっているのだそうです。その為知らない人が荷物を乗せようとして座っている人の頭の上に落下!なんて事故がたまにあるそうです。
翌日は夜間に市電に乗車してきました。