帰りの「はまなす」入線までの僅かな時間を利用して札幌駅にやって来る車両をいくつか記録してきました。

左が721系、右が711系。どちらも近郊形車両です。721系は3扉車で快速「エアポート」に入る事もあり指定席を連結してあるのが特徴といえます。711系は北海道初の電車として1967年に登場。近郊形の部類に入りますが気候条件を考慮し急行形車両と同様のデッキ付き2扉で製造されました。既に大半の車両は引退していますが一部には冷房や3扉等の改造が施され残っている仲間もいます。その車体色から地元では「赤電」と呼ばれているようです(笑)

こちらは左が「北斗」のキハ183系、右が「スーパーおおぞら」のキハ281系。前者は往路で私が函館から乗車したのと同形の車両になります。後者は帯広〜釧路方面に向かう特急でこちらも「北斗」同様冠詞に「スーパー」がつくのとそうでないのがありましたが9月30日限りでこの系統からキハ183系は撤退。石勝・根室本線を走る特急は釧路行きの「スーパーおおぞら」と帯広行きの「スーパーとかち」に統一されました。

同じキハ183系でもこちらは非貫通形。北見〜網走方面へ向かう「オホーツク」の車両です。この車両も登場から既に30年以上が経過しますのでそろそろ置き換えの噂が流れてもおかしくないような気がします。因みに私は3年前にちほく高原鉄道のお別れ乗車に出掛けた際に「スーパーおおぞら」「オホーツク」共乗車経験があります。
この他にも「スーパーカムイ」の789系や近郊形の731系、札沼線のディーゼルカー等数多くありますが私が滞在した時間帯には残念ながら現われず…(泣)

「はまなす」カーペットカーに宿を取り深夜の青函トンネルを潜って北海道を後にする事にしました。