最大の目玉は横須賀線に武蔵小杉駅が開業する事だろうか。この駅は現在南武線と東急東横・目黒線の接続駅として川崎市北西部屈指の要衛という重要な役割を果たしているが、これが更に増す。横須賀線や湘南新宿ラインのみならず何と横浜方面発着のNEXも全列車するようだ。
そのNEXも今改正で合計27往復に増発されうち約半数の13往復がE259系での運転となる。これは7月に開業する「成田スカイアクセス」に対して先手を打つという意味だろうか。今後もE259系の増備に伴い253系の淘汰が進むと思われます。
また、これまで武蔵小杉から渋谷や横浜へ行くには東急東横線利用が常識だったが湘南新宿ラインでも乗換え無しで行けるようになる。運賃と本数では東急に分があるが所要時間ではJRが有利のようだ。果たしてどの程度の乗客が流れるでしょうか…
続いては「東京外環状線(メガループ)」の利便性の向上。横浜線の快速と武蔵野線の京葉線東京直通列車がいずれも1本/時増発されます。これに伴い後者では西船橋〜南船橋間に新たに区間列車が1本/時設定されるようですが、盲腸線でない路線で一駅間だけの区間列車(所謂「チョン行」)が頻繁運転される例は非常に珍しいのではないでしょうか?
京葉線直通といえば内房線の特急「さざなみ」が一部廃止、区間短縮される事も挙げておきましょう。館山自動車道の開通以降苦戦を強いられている「さざなみ」だが、今回はアクアラインの大幅値下げにより更にダメージを受けたのではないだろうかと推測します。千葉出身者としては少し残念ですね(泣)
京葉線でもう一つ。ダイヤ改正とは直接関係ないが、夏以降にE233系の増備が予定されており…

