10月28日、金沢7時36分発の七尾行きに乗車します。

車両は415系800番台の3両編成。京阪神地区で活躍していた113系に「北近畿」用485系の交流機器を載せ改造された車両です。交流機器が抜かれた「北近畿」の485系は183系に形式変更されました。七尾線は全てこの形式で運用されており一部に北陸本線の小松方面へ足を伸ばすものもあります。
北陸本線を津幡まで戻り七尾線に入るとデットセクション通過で一旦車内の電気が全て消えます。平日の朝ですので車内は高校生で満員でしたが本津幡で一斉に下車。二〜三人でワンボックスを共有出来る程度の乗車率となりました。
その後宇野気、羽咋で比較的まとまった乗降があり羽咋から先は一人でワンボックスを占領出来る程度の乗車率となり9時08分七尾着。ここでのと鉄道のディーゼルカーに乗換えます。

4分の接続で9時12分発、次の和倉温泉で下車します。
ところでこの七尾〜和倉温泉間、戸籍上はJR七尾線ですがこの区間を走るJRの車両は「サンダーバード」等の特急のみで普通列車は全てのと鉄道のディーゼルカーが乗り入れる形となっています。従って415系800番台が和倉温泉まで入る事は通常ではあり得ません。細かい事はよくわかりませんが(苦笑)JR西日本が第2種事業者、のと鉄道が第3種事業者と区分されているようです。

和倉温泉9時17分着。単行のワンマンカーなので運転士に周遊きっぷを提示して下車します。JR西日本の駅名標で所在地入りのものはレアなのでは?と思ったのですがこれについては後である法則を発見しましたので別の機会に触れてみます。
先程金沢駅前で朝風呂に入ったばかりですが、折角温泉と名の付く駅に降りましたので再びひとっ風呂浴びる事にします。