開幕直後から極度の不振に陥り4月終了時の打率は1割にすら満たず。5月以降調子を上げるも好不調の波が激しくなかなか軌道に乗らなかったのですがそれでもシーズン終盤には故障の井口に代わり4番に座り21試合連続安打と凄まじい帳尻ぶりを発揮し(笑)終わってみれば昨年並みの打率を残す事が出来ました。
昨年は相手先発が左投手の場合しばしばスタメンを外される事があったのですがそれが今季は春先の不振時も含めて殆ど無かった事。これは非常に喜ばしい事です。ついでに言えば来季は西村監督の方針で打順をある程度固定するようですので常時4番に置いてほしいものです。そうなる為には本塁打数の増加が必須ですが内角球を如何にうまく引っ張ってライトへ運ぶ事が出来るか。それがカギとなるのではないかと考えます。
守備面では少しは向上の気配があったもののクッションの処理にもたつき相手に余計な進塁を許してしまう場面が多々見受けられました。ビジター球場なら兎も角本拠地マリンスタジアムでの試合ではフェンスの跳ね返り具合を入念にチェックしてこのミスは極力無くしてほしいものです。サブローや早川の域を越えてくれとは言いませんのでせめて普通に守ってくれればと思います。
来季は好不調の波を少なくして最低でも2割8分の30本をノルマとして同郷の松井に負けない活躍を見せてほしいものです。